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取手シニアアンサンブル
指揮 古谷 讓先生  代表:宮崎 正 以下25名
演奏曲:「ピーター・ガン」「ウィーンはいつもウィーン」「見上げてごらん夜の星を」「マイアミ・ビチ・ルンバ」

取手シニアアンサンブル 青木正博@ピアノ

 コロナ禍の中やっと実現した全国大会であり、しかも会場が地の利の良い取手市民会館でした。幅広い市民の皆さんに、わが取手SE全員参加の演奏を聞いて頂けたことは、とても嬉しいことでした。限られた持ち時間の中ですが、心を込めて4曲演奏させて頂きました。
 最初の演目は「ピーター・ガン」(マンシーニ)です。暗く単調なリズムを刻んでいる途中に、黒い山高帽をかぶり濃いサングラスをかけた”ちょい悪オヤジ”が脇からじわっと入場。”オヤジ”の合図で曲が進み、怪しい旋律が重なり、音楽が俄然輝きを得ます。そのコントラストの鮮やかさが、狙いでした。その”オヤジ”は、指揮の古谷先生。この演出のおかげで緊張感がほぐれました。会場のお客様からも笑みがこぼれます。
 ひきつづき演奏した、「ウィーンはいつもウイーン」(シュランメル)では、行進しながら弾いているような高揚感がありました。そして、「マイアミビーチルンバ」〔アービング・フィールズ)「見上げてごらん夜の星を」(いずみたく作曲)も楽しんで演奏出来ました。
 お越し下さった市民の方からは、「演奏した4曲の組み合わせが絶妙で、音楽を堪能した。」(シニア世代)、「演奏している方々がとても楽しそうだった。私たちもこんなアンサンブルをやってみたい。」(40代)という、うれしい感想を頂いたことを申し添えます。