| Home | 役員・加盟団体 | 全国大会 | 傘下団体の活動 | 広報 | お問い合わせ |
HOME > 全国大会の記録 > 第1回シニアアンサンブル全国大会 

第1回シニアアンサンブル全国大会レポート(「ひびきあいVol.9より抜粋」)

● 平成12年6月4日(日)
● ギャラクシティ 西新井文化ホール 14:00開演
● ご来場客:900名
● 出演:7団体、6ステージ、出演者130名


第1回大会チラシ


電車に飛び乗る思い
容易でなかったその道のり。一杯の観客ですべてが感激へと変わる。

旧称”全日本シルバーアンサンブル連盟”の第1回全国大会が東京足立区で開催することが決まったのは2年程前でした。平成10年4月に全日本シルバーアンサンブル連盟が発足、その年の9月に会場を確保し、平成12年6月4日の全国大会開催を決定しました。
その頃役員会では、開催については決定したものの、参加団体はどの位か、またどのような会にするのか等、その内容全体をイメージすることができず、具体的な検討に入れない状態でした。

平成11年になり、4月の総会において平成12年の本件全国大会が当連盟の重要事業として具体的に打ち出されました。 しかし、幾つかの全国サークルをまとめての演奏会であり、単独で行う演奏会のように計画造りは簡単には進みませんでした。

平成12年4月の総会では役員同志顔を見慣れたせいか意志の疎通もできるようになり、漠としたものではありますが方向性が掴めるようになってきました。ただ依然としてこの段階でも演奏会を2ヶ月後に控えているにしてはまだまだ準備が完全とは言えない状況にありました。
幾度となく計画案の修正、変更が重ねられ、この事業名称が『第1回シニアアンサンブル連盟全国大会』に改められました。

参加団体が確定し、進行内容がまとまったのが5月10日の実行委員会においてでした。
この時演奏会まで僅か1ヶ月、まさに”電車に飛び乗った”という表現が合っていると私は思いました。
足立シルバーアンサンブルでは時折村上会長(当時連盟理事長)から全国大会の準備状況について様子が伝えられ、多くの会員の協力により地元で開催される大会を成功させたいという気運が高まってきました。

そして大会当日、遠くから来る楽友に「楽しかった。」「来て良かった。」と帰路に着いてほしい、そんな願いを持って大会に望みました。
前日の雨も止み、会場一杯の観客を見たとき、一同感謝を新たにした次第です。

Report by 足立シルバーアンサンブル 副会長 河合 勝彦(「ひびきあいVol.9」より引用 )



弾き、吹き、叩いた
圧巻のフィナーレで演奏することとの幸せを実感

全国シニアアンサンブル連盟の第1回演奏会も第盛況裡に恙なく終了し、本当におめでとうございました。
大イベントでしたので準備に当たって運営関係された本部のご苦労は大変なことでした。
深く感謝し、厚くお礼申し上げます。

参加7楽団、遠方から参加の方々、本当にご苦労さまでした。
でも、あの活気溢れたステージ、熱気のこもった客席、渾然一体となった雰囲気、きっと皆様は大きなお土産を持って帰られた事と思います。

各楽団それぞれ個性のある演奏も全国大会ならではの事と来場の人たちも楽しんでおりれました。
しかしなんと言っても圧巻はフィナーレでした。
アンコールの『高原列車は行く』で客席は大合唱、ステージは思い切り弾き、吹き、叩きました。
その盛り上がりに一同興奮しました。
参加者全員130名がステージに上って、たった一度のリハーサルだけで本番の『水色のワルツ』『高原列車は行く』の二曲を合奏出来たとは、音楽演奏を愛し楽しんでいる人たちの幸せでしょうか。

また、山本信行先生の指揮、指導も見事でした。
一生の思い出になる事でしょう。
私たち東京シルバーアンサンブルの者は今回のように大きいステージでの演奏は度々あって経験をしていますが、参加された楽団の中には初めての方々もいらっしゃったでしょうか。
とにかく客席は満員、手に汗を握り、感激してコールを送ってくださいました。

私たちもこれに励まされて一生懸命練習を重ねて参りましょう。
今回の催しによって大きな口火が出来た事は誰もが認める事です。
そしてお互いに交流出来て本当に良かったです。
今後は2回、3回と全国大会を重ねていく事を願って止みません。
今回参加されなかった楽団の皆さんも次回には是非参加して、この感激を味わってください。

最後に大勢の方々に色々お世話になりました。
有り難うございました。
これからもお互い生き生きと頑張りましょう。

Report by アンサンブルポニー・かつしか  尾池 和江(「ひびきあいVol.9」より引用 )


第1回大会演奏曲目一覧


HOME > 全国大会の記録 > 第1回シニアアンサンブル全国大会